「アグリーベティー」特有の悪だくみ英語で表現の幅を広げよう!

UglyBetty 英語海外ドラマ・番組

今回は人気海外ドラマ「Ugly Betty」のseason3 episode6「Ugly Berry」から日常会話で役立つ英語表現をお届け。

このエピソードはベティの高校時代の同級生 キミーがベティの働くモードに乗り込み、モードで職を得た上に人間関係の乗っ取りを始めます。高校時代の悪夢を再現したくないベティは、キミーに職場で大きい顔をされないよう奮闘します。

アグリーベティ 英語

会話例①姉・ヒルダと電話で話すベティ

この時点でベティはまだキミーが昔のままだということに気づいていません。姉のヒルダはそんなベティに電話でキミーの本性は悪魔だと忠告をします。


Betty: It’s not gonna be a big problem.(平気よ。そんなの気にしない)

It’s not gonna be a big problem.
直訳は「大きな問題にはならないだろう」
ベティはヒルダの心配は取り越し苦労だと思っているためのこちらのセリフです。筆者自身の経験から言うと、大したことにはならないと高を括っている場合と、本当に相手を慰めよう・安心させようとしてこちらを使っている2パターンに分かれます。ベティは完全に前者ですね。笑
 

I didn’t Kimmie get to me in high school. I won’t let her get to me here.(高校の時だって気にしてなかった)

get to me
直訳は「私に悪影響を与える」
ベティはキミーには昔も今も何の影響も受けていない、受けるはずがないと言い切っています。「get to」を使ってるあたりが、ベティがまだキミーに気を遣っていることが伺えます。

「get to」には様々な意味・用法がありますが、今回は正反対の2つの意味をご紹介します。
感動する The story really got to me.(その話に本当に感動した)
イライラする・悪影響を与える Her words get to me.(彼女の言葉にイライラする)
 

Hilda: I’m just saying, She used you.(あんたはキミーに利用されたのよ)

She used you.
直訳は「彼女はあなたを利用した」

この場合の「use」は「利用する」です。
「use」の一般的な意味は「使う」ですが、人や人の好意を利用するというネガティブなシチュエーションにも「use」を使用します。

これは完全にヒルダが正解です。キミーはベティをモードでの雇用やキャリアアップのための踏み台など、思いっきり利用していますので、「use」がこのシチュエーションにぴったりなワードです。



会話例②アマンダ&マークがキミーへの復讐をベティに持ち掛ける

アグリーベティ 英語



キミーに裏切られ怒り心頭のアマンダとマークは、本性をあらわしたキミーへの復讐をベティに持ち掛けますが、ベティはなかなかYesと言いません。
このドラマのひとつの魅力でもあるアマンダとマークの会話が面白いので全文を掲載しますね。
また日本語吹き替えも秀逸でいつも笑ってしまいます。ですので、()内の日本語訳は、字幕からではなく吹替から引用させていただきました。

Mark: Betty, we need to talk to you.(ベティ、話があるの)

Amanda: There’s a problem, something that affects all of us, like global warming.
(大問題よ。みんなに関係あること。地球温暖化みたいに)

Mark: It’s Kimmie, and inconvenient truth is that she’s evil, and she has to go.
(キミーのことよ。あの子ってやっぱり相当性格悪いもの。消えてもらわなきゃ)

Betty: What do you mean, go?(どいうい意味?消えるって?)

Amanda: We need to kill her.(死んでもらわないと)

Mark: Get her fired.(クビにするだけよ)

Amanda: Whatever. (それでもいい)

Mark: And we need your help. She’s working with you on the shoot, right?
(あんたも協力してよ。撮影であの子と組むんでしょ)

Betty: I don’t know, guys. Getting someone fired..(だけど誰かをクビにするなんて)

Amanda: Betty, she threatened your family.(あの子あんたの家族を脅してたわよ)

Betty: What? When?(うそ!?いつ!?)

Mark: Okay, she didn’t do that. But she did weasel her way into your big moment, eight?
(嘘よ。脅してないわ。でも、汚い手を使ってあんたの企画に潜り込んだじゃない。でしょ?)

she did weasel her way into your big moment
直訳は「彼女はあなたの晴れ舞台に言葉巧みに分け入ったじゃない」

「weasel」には「イタチ」「こそこそする人」「ずるい人」「(義務・責任などを)回避する」などのネガティブでずる賢いイメージです。

英語圏ではイタチのイメージがあまりよろしくないことから、卑怯な目にあった時などに相手を呼ぶ際にも用いられます。
キミーはベティが企画を説明している最中に上手く話しを逸らし、まるで自分が企画したかのような態度でまんまと横取りしてしまったので、まさにこちらの「weasel」がぴったりな表現となります。


big moment

直訳は「大きな瞬間」ですが、「晴れ舞台」「決定的瞬間」といった意味合いで使われます。
キミーが乗っ取った企画は、ベティのモードでの初めての企画のだったため、「big moment」を使用しています。
 

Betty: Yes. It’s not exactly taking high road.(そうよ。こういう時は毅然と構えなきゃ)

take high road
こちらはイディオムです。意味は「倫理的に正しいことをする」

ベティのセリフは「 It’s not exactly taking high road.(これは完全に同義に反する)」ですので、たとえキミーに裏切られても道義に反することをしたくないベティは、彼女をクビしても良いのかと、復讐心と正義感の間で揺れ動いています。
 

Amanda: Betty, yes or no?(協力するの?それともしないの?)

Betty: No.(しない)





いかがでしたか?実際のセリフと字幕とでは印象が少し違ったかなと思います。字幕や吹替には制限がありますので、その裏側に隠れている超面白いセリフをご自身で探してみるのも楽しいかと思いますよ♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました